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nt

Author:nt
2004年4月よりアメリカの小児病院腫瘍科血液科にてChild Life Specialistとして勤務。2010年より異なる仕事でCLに関わっています。実習ではSurgical Unitと腫瘍科外来を経験し、インターンシップは脳外科神経外科&ERで行う。

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おしらせ・北米でCLを学ぶ学生の方たちへ

2008.09.26 18:14|*Child Life*

北米でチャイルド・ライフの勉強をなさっている学生の方たちへ

北米以外の地域で働くCCLSのネットワーキングや支援を積極的に行っていらっしゃる
Andrea (Andy) Standish(CCLS/Educator)さんが
北米でチャイルド・ライフについて学んでいる
また最終的にチャイルド・ライフ・スペシャリストになることを目標に勉強なさっている
日本人学生のディレクトリ、ネットワーク作成を始めていらっしゃいます。
私もお手伝いさせていただくことになりました。

このリストの目的は北米の色々な地域でそれぞれ勉強している日本人学生同士が
交流を通して、情報を交換したり、お互いに励ましていけるような環境を作ることです。

外国に暮らす不安や、授業の悩み、またインターンシップについてなど
情報を交換、共有することで、一人だけで悩まずに解決したり、
すっきりすることもあると思います。
また学生の方たちの活動によって、大学やChild Life Councilへの希望や要望を
伝える機会もあるかもしれません。

ということで、
アメリカ・カナダでチャイルドライフスペシャリストになりたいと勉強している方、
そしてこの学生のネットワークに参加して、
他の日本人学生と交流したいと思われる方は
nonakat0930@gmail.com(野中宛)、またはこのブログにメッセージを送ってください。
メッセージにはお手数ですが、
①フルネーム
②大学名と場所
③e-mailアドレス
を必ずお書きください。
送っていただきました個人情報は、このリスト・ネットワーク作りのみに使わせていただき
許可なく第三者と共有は一切いたしません。
またCLSを目指している友達をご存知でしたら、
このネットワークについて伝えてください。よろしくお願いします。

日本にいらっしゃる学生さんで、チャイルド・ライフの勉強をしたいと
強く希望している方や近年留学されたいと思っている方達へ。
今回はネットワークの参加対象にしていませんが、皆さんの要望や希望ありましたら
nonakat0930@gmail.comへ送ってください。
送っていただいた要望などを参考に、今後の方針の変更も可能だと思います。

また大変申し訳ありませんが、
頂いたメッセージにすぐにお返事できないこともあると思います
一定期間で集まった学生さん達に
同時にメッセージさせていただくかもしれません。どうぞご了承ください。
たくさんの学生さんが参加されること、そして学生さん自身がこのネットワークを
広げていかれることを、楽しみにしています。

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どのように生きるか vol.1

2008.07.09 18:59|*Child Life*

今月も闘病をしていた子どもが亡くなり、お別れを言う機会がありました。
この地域の血液腫瘍科は大都市のそれとは違い、大きなプログラムではないのですが
赤ちゃん、子ども、ティーン、20代の人たちの最期を見届けることが
年に6-10回ほどあります。
去年、今年と春ごろから初夏にかけて病院で亡くなる子どもやティーンが多かったのもあり
人間の生と死について、その時期の私達医療者にできる支援やかかわり、
そして家族や地域のかかわり、温かみ、などを強く感じる日々です。

毎日新聞のウェブ版に
明日の私:どこで死にますか
という特集があります。
自分はどうしたいのかな、何が本当に可能なのかなと考えさせられる
記事だと思います。

医療の進歩(本当の進歩かどうか、定義によって違う気もしますが)があり、
それが手に入る場所や
栄養がきちんととれる場所、戦争や紛争がない場所では、
子どもや若い人たちが亡くなるという事はめったにない出来事であるわけですが
医療にももちろん限界があり、治らない病気もあり、事故もあります。
病気と長く闘って、その上で現在の医療の限界に出会ったときに
どのように向き合っていくか、何をするか、どのように生きていくか
人により、家族により本当に違う道を歩んでいくのだなあと
毎回のように学ぶことばかりです。
最後の最後まで可能性を求めて、生をもとめて走り続ける家族も
子どもとたくさんの良い思い出を作って、
毎日'Everyday is a good day'とポジティブに過ごす家族も
私達に大切なメッセージを送ってくれます。
そのメッセージを受け止めて、子どもが亡くなった後も家族と連絡を続け
子どもを思いながら一緒に生きていく、それも私達の役割のひとつだと感じる日々です。


元気になってね フェンディ 子ども病院のチャイルド・ライフ・スペシャリスト

2007.06.21 09:06|*Child Life*
元気になってねフェンディ―子ども病院のチャイルド・ライフ・スペシャリスト 元気になってねフェンディ―子ども病院のチャイルド・ライフ・スペシャリスト
大塚 敦子 (2007/06)
小学館

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フロリダでのCLCカンファレンス中に親友エリンからとても素敵な報告を受けました。
チャイルドライフスペシャリストとして働く彼女の様子が一人の女の子とのかかわりを中心に
写真と文でつづられた本が日本で出版、発売され始めたのです。
とても素敵な本なので、たくさんの人に手にとってもらいたいなと思います。
撮影は3年前。エリンはマイアミこども病院の小児心臓外科&
心臓外科ICUで働いていました。
途中に登場する手術の写真は著者とエリン自身は省いてほしいと思っていたとか。
色々感想があるかと思いますが、CLSの役割の一部を簡単に導入的に紹介する
良い資料であると思います。読んでみてくださいね。

Happy Valentine's Day

2007.02.15 09:19|*Child Life*

バレンタインズデーのある今週はカップケーキを使った
アクティビティを行いました。
月曜日のためと今日(水曜日)のために約40個のカップケーキを焼きました。
病院にみんなが使えるキッチンがあって一緒にケーキを焼いたり、料理をする
環境があると最高なのですが、それは今のところ無理なので。
カップケーキにフロスティング(デコレーションのクリーム)を塗って
トッピングのせ、ラップに包んで、リボンを結んで、
バレンタイン用にギフトを作るというアクティビティにしました。

chocolate

このカップケーキにデコレーションをして
リボンとハートをつけてプレゼントのできあがり。

valentine


そのまま食べても良いし、プレゼントにしても良いし。
それは個々人の状態と、希望にあわせて変えます。

病院で食べ物を使った遊びを行うことは色々と気を使うこともありますが
食物に関心を持ったり、食べ物に親しむこと、
味わったり、違う感触を楽しんだり、大切な要素があります。

私の担当である血液・腫瘍科の例です。
ガンやその他の血液系の病気の治療には色々な副作用が伴います。
治療によって味の変化、ひどい口内炎、吐き気などで、食欲を失うこどもや
食べることに恐怖をおぼえるようになる子、
ただただ気分が悪くて何をやる気にもならない子など
生きていくために大切なエネルギー源食べ物を
食べるということが、とても大変なことになってしまうことがあるのです。

そのときに食べ物を楽しく取り入れた遊びや活動をすることで
食べ物や飲み物に親しむ機会を与えたり、
もちろんできれば栄養価の高いヘルシーな食べ物を勧め、
そのことを学ぶ機会をもつことなど
毎日の日課である食べることに自分からかかわるチャンスになることなど、
食べ物を利用した遊びや活動の価値はたくさんあります。
最後に美味しいものが食べれるのも特典ですね。

今回はチョコレートいっぱいのカップケーキだったため、
栄養価&ヘルシーな食事の勧めとはなりませんでしたが
季節のイベントとあわせて、身近な人への感謝の気持ちを伝える媒体でもある
バレンタインデーのギフトですし、色々な効果があったと思います。
ほとんど食べれない子はお母さんへのプレゼントにしていました。
最近体重が減り気味だった子が喜んで食べている様子も
うれしいものでした。

血液・腫瘍科で食べ物を使うときの注意点は
1:処置を受けるこどもなど、朝から絶食している場合があるので
その子どもに配慮すること。
2:アレルギー
3:その他特別な食事療法が必要な子ども(糖尿病など)にきちんと配慮すること
4:生ものなどは避けること(当たり前ですが)

担当の病棟や科によって柔軟に適応していくことが大切です。
糖尿病のこども対象の場合は栄養についての勉強と共にできる
アクティビティがより大切になってくるかもしれませんし、
また摂食障害のあるこどもやティーン対象の場合は
異なるアプローチが必要かもしれません。
色々な配慮を欠かさず、柔軟に計画していけば、
みんなが楽しめる活動ができること
医師や看護師を巻き込んでコミュニケーションの場にすることなど
食べ物には不思議な力があります。

Case Study/事例研究

2007.02.06 11:28|*Child Life*

昨日、MBA保持者とケース・スタディ/事例研究について話していました。
分野は違えども、事例研究はとてもわかりやすい学習方法・研究であり
実践と理論を組み合わせた学び方として効果大だねという話でした。

医療現場やビジネスの訓練の中でよく使われる方法で
チャイルド・ライフ・スペシャリストになるための過程でもよく使われます。

事例をあげてCLSによるアセスメント、目標&目的、関わり&介入、
結果の評価、再度検討した目標
などを詳しく発表したり、研究することはCLプログラムを詳しく
知ってもらうために大切なツールであるだろうということも話していました。
ブログでも事例研究をやれたらいいなとは思いますが、
個人情報の保護、プライバシーの保護の観点からも
実例では簡単にはできません。
そこで仮説ケースを作って色々とCLのプログラムができることなどを
発信することがこれからの私の課題だなと考えています。
なにか提案や例などありましたら、教えていただければいいなと思っています。

チャイルド・ライフを学ぶ学生やインターンの学生はよく事例研究を発表します。
発表は大まかに次の内容になります。

まず患者の名前のイニシャルと年齢、人種について説明したあと、

病名・医療情報:
1. 現在の医学的問題
a. 病気の定義と説明
b. 予想される治療・処置
c. 予想される入院期間・通院期間
d. 薬

アセスメント:
1. 発達
a. 身体の発達
b. 心理社会学発達(Erikson)
c. 認知心理学的発達 (Piaget)
d. その他心理学的発達

2. 環境・家族についての情報
a. 家族構成
b. 兄弟姉妹の問題
c. 社会的・文化的留意点 (宗教、文化、経済的, 人種etc.)
d. 最近の家族間のストレス
e. 家族のケアに対する関わりかた
f. 学校や同級生たち

3. その他重要な情報
a. 病気・医療体験についての理解度、
b. 過去の医療体験
c. 以前の別離に対する経験と反応
d. 気質や性格
e. 問題への対処方法
f. 毎日の日課・スケジュール

そしてCLSとしての目標、介入、介入後再度アセスメント、
さらに目標、と続きます。
CLSの介入部分ではどのようなアクティビティーや遊びを行うか、
プレップ、ポストメディカルプレイ、対処方法の確立など、
そしてその意義と目的は何かを発表したり、
その後の効果について話し合うことも重要です。

他職種・病院外の人とどのように協力していくか、
またはその可能性についても発表します。
文化背景や宗教による影響、そしてその内容を詳しく調べて
教えあうこともケーススタディが果たす役割でもあります。

毎日のチャイルド・ライフの活動もこのケーススタディの連続です。
発表するほど詳しくはないにせよ、
アセスメントから再度目標を立て直すまでを繰り返し、繰り返し
積み重ねて、より良いケアを提供しようとしています。

*Reference
Intership assignment @Rady Children's Hospital in San Diego, CA
(adjusted)

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