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nt

Author:nt
2004年4月よりアメリカの小児病院腫瘍科血液科にてChild Life Specialistとして勤務。2010年より異なる仕事でCLに関わっています。実習ではSurgical Unitと腫瘍科外来を経験し、インターンシップは脳外科神経外科&ERで行う。

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Case Study/事例研究

2007.02.06 11:28|*Child Life*

昨日、MBA保持者とケース・スタディ/事例研究について話していました。
分野は違えども、事例研究はとてもわかりやすい学習方法・研究であり
実践と理論を組み合わせた学び方として効果大だねという話でした。

医療現場やビジネスの訓練の中でよく使われる方法で
チャイルド・ライフ・スペシャリストになるための過程でもよく使われます。

事例をあげてCLSによるアセスメント、目標&目的、関わり&介入、
結果の評価、再度検討した目標
などを詳しく発表したり、研究することはCLプログラムを詳しく
知ってもらうために大切なツールであるだろうということも話していました。
ブログでも事例研究をやれたらいいなとは思いますが、
個人情報の保護、プライバシーの保護の観点からも
実例では簡単にはできません。
そこで仮説ケースを作って色々とCLのプログラムができることなどを
発信することがこれからの私の課題だなと考えています。
なにか提案や例などありましたら、教えていただければいいなと思っています。

チャイルド・ライフを学ぶ学生やインターンの学生はよく事例研究を発表します。
発表は大まかに次の内容になります。

まず患者の名前のイニシャルと年齢、人種について説明したあと、

病名・医療情報:
1. 現在の医学的問題
a. 病気の定義と説明
b. 予想される治療・処置
c. 予想される入院期間・通院期間
d. 薬

アセスメント:
1. 発達
a. 身体の発達
b. 心理社会学発達(Erikson)
c. 認知心理学的発達 (Piaget)
d. その他心理学的発達

2. 環境・家族についての情報
a. 家族構成
b. 兄弟姉妹の問題
c. 社会的・文化的留意点 (宗教、文化、経済的, 人種etc.)
d. 最近の家族間のストレス
e. 家族のケアに対する関わりかた
f. 学校や同級生たち

3. その他重要な情報
a. 病気・医療体験についての理解度、
b. 過去の医療体験
c. 以前の別離に対する経験と反応
d. 気質や性格
e. 問題への対処方法
f. 毎日の日課・スケジュール

そしてCLSとしての目標、介入、介入後再度アセスメント、
さらに目標、と続きます。
CLSの介入部分ではどのようなアクティビティーや遊びを行うか、
プレップ、ポストメディカルプレイ、対処方法の確立など、
そしてその意義と目的は何かを発表したり、
その後の効果について話し合うことも重要です。

他職種・病院外の人とどのように協力していくか、
またはその可能性についても発表します。
文化背景や宗教による影響、そしてその内容を詳しく調べて
教えあうこともケーススタディが果たす役割でもあります。

毎日のチャイルド・ライフの活動もこのケーススタディの連続です。
発表するほど詳しくはないにせよ、
アセスメントから再度目標を立て直すまでを繰り返し、繰り返し
積み重ねて、より良いケアを提供しようとしています。

*Reference
Intership assignment @Rady Children's Hospital in San Diego, CA
(adjusted)

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