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nt

Author:nt
2004年4月よりアメリカの小児病院腫瘍科血液科にてChild Life Specialistとして勤務。2010年より異なる仕事でCLに関わっています。実習ではSurgical Unitと腫瘍科外来を経験し、インターンシップは脳外科神経外科&ERで行う。

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Happy Valentine's Day

2007.02.15 09:19|*Child Life*

バレンタインズデーのある今週はカップケーキを使った
アクティビティを行いました。
月曜日のためと今日(水曜日)のために約40個のカップケーキを焼きました。
病院にみんなが使えるキッチンがあって一緒にケーキを焼いたり、料理をする
環境があると最高なのですが、それは今のところ無理なので。
カップケーキにフロスティング(デコレーションのクリーム)を塗って
トッピングのせ、ラップに包んで、リボンを結んで、
バレンタイン用にギフトを作るというアクティビティにしました。

chocolate

このカップケーキにデコレーションをして
リボンとハートをつけてプレゼントのできあがり。

valentine


そのまま食べても良いし、プレゼントにしても良いし。
それは個々人の状態と、希望にあわせて変えます。

病院で食べ物を使った遊びを行うことは色々と気を使うこともありますが
食物に関心を持ったり、食べ物に親しむこと、
味わったり、違う感触を楽しんだり、大切な要素があります。

私の担当である血液・腫瘍科の例です。
ガンやその他の血液系の病気の治療には色々な副作用が伴います。
治療によって味の変化、ひどい口内炎、吐き気などで、食欲を失うこどもや
食べることに恐怖をおぼえるようになる子、
ただただ気分が悪くて何をやる気にもならない子など
生きていくために大切なエネルギー源食べ物を
食べるということが、とても大変なことになってしまうことがあるのです。

そのときに食べ物を楽しく取り入れた遊びや活動をすることで
食べ物や飲み物に親しむ機会を与えたり、
もちろんできれば栄養価の高いヘルシーな食べ物を勧め、
そのことを学ぶ機会をもつことなど
毎日の日課である食べることに自分からかかわるチャンスになることなど、
食べ物を利用した遊びや活動の価値はたくさんあります。
最後に美味しいものが食べれるのも特典ですね。

今回はチョコレートいっぱいのカップケーキだったため、
栄養価&ヘルシーな食事の勧めとはなりませんでしたが
季節のイベントとあわせて、身近な人への感謝の気持ちを伝える媒体でもある
バレンタインデーのギフトですし、色々な効果があったと思います。
ほとんど食べれない子はお母さんへのプレゼントにしていました。
最近体重が減り気味だった子が喜んで食べている様子も
うれしいものでした。

血液・腫瘍科で食べ物を使うときの注意点は
1:処置を受けるこどもなど、朝から絶食している場合があるので
その子どもに配慮すること。
2:アレルギー
3:その他特別な食事療法が必要な子ども(糖尿病など)にきちんと配慮すること
4:生ものなどは避けること(当たり前ですが)

担当の病棟や科によって柔軟に適応していくことが大切です。
糖尿病のこども対象の場合は栄養についての勉強と共にできる
アクティビティがより大切になってくるかもしれませんし、
また摂食障害のあるこどもやティーン対象の場合は
異なるアプローチが必要かもしれません。
色々な配慮を欠かさず、柔軟に計画していけば、
みんなが楽しめる活動ができること
医師や看護師を巻き込んでコミュニケーションの場にすることなど
食べ物には不思議な力があります。
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